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2017年9月23日 (土)

鴎外を再読

学生時代に買って蔵書にある森鴎外全集を久しぶりに読もうとしたが、文字が小さくて読みにくい。昔買った文庫本と同じだ。そこで、買いなおすことにした。本屋に行って、いろいろ見ていると、「教科書で読む名作」シリーズが文庫本であり、そこに森鴎外も取り上げられていた。

収録されているのは、「高瀬舟」、「最後の一句」、「文づかひ」、「普請中」、「阿部一族」、「サフラン」、「安井夫人」、「じいさんばあさん」、「寒山拾得」だ。これらの内、私の時代に教科書に採用されていたのは、「高瀬舟」、「最後の一句」、「阿部一族」「安井夫人」「寒山拾得」のみだ。ただ、「安井夫人」、「寒山拾得」は記憶がない。

学生時代は、勉強のためだったり、課題図書の読書感想文のためだったりする。今は、試験を意識することなく、気ままに読める。そして、著者の本来の意図も、なんとなくわかる。今の読書が一番楽しいということになる。

しかし、視力は弱っている。若い時から、大きい文字が好きだったが、最近は細かい文字が厳しいとより感じる。スマホや携帯の文字など苦痛でしかない。だから、持たない。今回買った文庫本は、文字が比較的大きく楽々読めた。どの出版社も、こういう配慮してほしいものだ。

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2017年9月22日 (金)

アベノミクスによる財政黒字化失敗

安倍首相は、2020年の基礎的財政収支黒字化を断念したようだ。そのため、日本国債が、国際金融市場で信任を失うと懸念されている。これは、アベノミクスによる財政黒字化失敗とも言える。

日本銀行による過剰な金融緩和政策によって物価上昇を企んだが、結局4年もかかって物価上昇率2%を実現できなかった。更にマイナス金利も、効果的に機能していない。この責任は安倍政権に取ってもらう必要がある。政治は結果だ。

国内景気も一部を除けば、一向に回復していない。そもそも人口減少下、インフレを起こすことは無理なのに、物価を上げようとしたことが間違いだ。結果的に、円安になり、輸入物価が上昇しただけだ(*注1)。そして、財政の悪化傾向にも歯止めがかかっていない。

2019年に消費税を10%に上げるというが、未だ、そういう環境にない。三党合意の景気条項というのも、安倍政権は勝手に外している。消費税アップを強行すれば、今以上に景気を悪化させる(*注2)。

更に、一気に国債が暴落することはないと思うが、信任は薄れ、円安になるだろう。それは悪いインフレを招き、国民生活を徐々に苦しめることになるだろう。

*注1

結果的に、所得が上がらず、輸入物価のみ上がる現象で、実質所得も低下している。これでは、デフレで、物価が下がっていた時の方が、まだよかったと感じる人も出てくる。

*注2

消費税アップで喜ぶのは、いつも大手の輸出企業のみだ。また流通業者は、更なる値下げに努力する。結局、悪循環で、何も改善しない。今必要なのは、官民で国全体の無駄な仕組みを変えることであり、リストラに手を付けない限り、何もよくならない。

*追記

安倍首相は、2019年の消費税増税分の使い道変更して、教育無償化に充てるとしている。しかしながら、報道(毎日新聞)によると、前川喜平文科省前事務次官は、「消費税の引き上げ分で教育無償化は思いつきとしか思えない。その前に、幼稚園教諭・保育士の処遇や配置の改善、高等教育の質的充実など、もっとやるべきことがある」としている。

また「教育無償化は目指すべきだが、今すぐ富裕層まで無償にする必要はない。低所得層を中心に保育の無償化や給付型奨学金の拡充を進めるべきだ」と言っている。

更に、「財源は、消費税に限らない。特定扶養控除や教育資金一括贈与制度など金持ち優遇税制を廃止したり、所得税や相続税の累進性を高めたりすることを考えるべきだ」としている。

非常に理に適った意見である。

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2017年9月21日 (木)

芸能人の好き嫌いの理由

若い頃、ある人が「誰それの女優が好き」と言っていたが、流風は、あまり好きでなかったので、「なぜ」と聞くと、きょとんとされた。つまり、「好き」というのに理由はないのだ。同様に、「嫌い」という時も、明確な理由はない。

要するに、なんとなく好きであったり、嫌いであったりする。確かに細かく見れば、容姿がいいとか、話し方がいいとか、演技がうまいとか、いろいろあるだろう。そして、瞬間に、好き嫌いを判断している。

もちろん、個人同士であれば、長く付き合えば、その人間性を把握して、情が移ることもある。でも、芸能人の場合は、映像とか、あるいは舞台で直接見聞きしても、その実態を把握することは少ない。

虚像と言えば虚像。それでも、多くの人々は、好き嫌いを表明する。そのため、芸能事務所は、イメージ操作をしたりする。つまり良いイメージを拡大し、よくないイメージを隠蔽する。

しかしながら、今は情報社会。最早、そういうことをやるには限界がある。よって今は芸能界も、芸能人の全人格が評価される時代に突入していると言えるかもしれない。それでも、好き嫌いは無くならないだろう。もう、それは最早、遺伝子レベルの問題かもしれない。

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2017年9月20日 (水)

国の政策に乘らないこと

国の政策に乘って破綻したり、経営危機になる例は多くみられる。大企業であれば、シャープ(LED関連過剰投資)や東芝(海外原発企業買収)が、その例だろう。また、最近では、介護関係業者の倒産、太陽光発電関係の経営不振、あるいは、ふるさと納税がらみの企業の経営悪化だ。これらはすべて国の政策変更によるものだ。

昔から、国の政策に簡単に乗ってはいけないと言われてきた。国の政策は、それほど変化が激しい。国の旗振りの政策に乘ってしまい、過剰投資したりすると、一時的には成果が上がっても、いずれ政策変更で、市場は縮小したりする。

そうなれば、はしごを外された状態になり、投資の回収は危うくなり、経営が厳しくなるパターンだ。経営者は、国関係の仕事について、各関係先から投資を促されても、慎重に対応すべきだろう。多くは、困難を抱えるだけだと思って間違いない。

*追記

これは何も投資がらみのことだけではない。その他の政策でも、言える。それが本当に自社にとって相応しいことか検討して、自社に導入することが求められる。仮に、それがどんなに好い政策であってもだ。時代を読みながら、慎重な政策受け入れが望ましい。

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2017 姫路全国陶器市が「ろくろ体験」募集中

少し先の話だが、姫路で恒例の「全国陶器市」が11月に開かれる。今回で30回目。今年2017年は11月1日から11月5日までの5日間。そこで、「ろくろ体験」ができるが、事前申し込みが必要で、現在、募集している。

各日の10時30分からのコースと14時からのコースがある。今回は各回25名、5日間で合計250名の募集。会場は、会場内ブースにて(大手前公園)。参加費は、1名あたり1000円で、当日払いとなる。

申し込みは、ネットの「第30回全国陶器市「ろくろ体験」のフォームから申し込むのと、往復葉書による申し込みとがある。参加申込者が多い場合は抽選となる。より詳しいことは、「姫路 全国陶器市」で検索してみてください。

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2017年9月19日 (火)

安倍政権の諸悪の根源は内閣人事局

安倍政権をミスリードしたのは、自民党内からも批判のある、「内閣人事局」の存在だろう。これは、2014年の内閣法改正で、設置された。これで、官邸が人事権を握ることで、官僚組織を丸ごと掌握することになった。

官邸は、官僚という「抵抗勢力」を削ぐことに成功。官邸としては、政権運営しやすいと判断したのだろう。そして、出世主義に走る官僚は、官邸の顔色を見ながら、政策を提案するようになった。

よって官邸の意向に反する政策は、すべて没。結果的に、官僚は政治にものが言えず、歪んだ政策運営になっている(*注)。もし、この仕組みがなければ、森友問題も加計問題も起こらなかったかもしれない。官僚の忖度は、あまり考えられなかったからだ。

安倍政権は、このように、自らの政権にも泥を塗った。「政治家が官僚の人事をする」という危うい方式をいつまで続けるのか。選挙の争点になっていい。

*注

内閣法制局さえも官邸に気に入られた人材を登用し、法律を捻じ曲げて解釈している。米国の意向に沿おうとして過剰対応しているのだろうが、国そのものを誤らせる要因だ。

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2017年9月18日 (月)

今年も、りんごの季節 2017

昨夜の台風で、姫路市内でも、暴風雨で少し被害を受けている。市街地でも、店が被害を受けていた。自宅の庭も低木の木々が倒れていた。根がしっかり張っていなかったと考えられる。一応、立て直した。各地でも、水害の被害にあっておられる。お見舞い申し上げる。

さて、毎年、記しているかもしれないが、りんごは子供のころから大好きで、よく食する。市場に、りんごが出回るようになって嬉しい。大ぶりの長野産のりんごが好きだが、多くは青森産のもので、これも美味しい。

今の季節、どの果物も美味しい。梨、ブドウ、イチジクなどが売り場に多い。早生のミカンも登場している。もう少しすれば、柿も並ぶことだろう。でも、りんごは、これらの果物と比して比較的長く、売り場にある。時期によって、多少、美味しさに差があるが、これは仕方ない。

りんごは、剥いて食するのが多いが、子どもの頃、胃腸の調子が悪いと、母がよく擦って食べさせてくれた。擦ったりんごも、また別の味。祭りでは、焼きりんごが売られていた。でも、家で作ったことはない。

傷ついたりんごは、ジュースにする。ニンジン、小松菜などを加えたジュース。でも、残り野菜を処分する時に作るぐらい。しばらく、りんごの美味しさを楽しめることは嬉しいことだ。

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2017年9月17日 (日)

議員立候補者の適性

何も、このややこしい時期にと思うのだが、安倍首相は、年内の衆議院解散・総選挙を検討しているという。野党が、ごたごたしている内に、抜け駆けしようとするものだろう。そして、首相自身の不始末を覆い隠す算段なのだろうか。

個人的には、安倍首相には、早く退陣してもらって、次のトップに代わってほしい。多くの国民は、首相の不始末や思慮の浅い政権運営を忘れているわけではない。そのためには、今回は、自民党には選挙で負けてもらわねばならぬ。有権者にとっては、そこが判断のしどころ。

さて、それはそれとして、最近、国会議員も地方議員も、その資質に疑問を持たざるをえないような議員が非常に多い。彼らは、どちらかというと、使命感もなく、ただ「仕事」として、議員になり、高額の俸給や歳費に期待しているように見える。

要するに、政治家になることがビジネスになっている。それは二世議員、三世議員も、そうだろうが、新規に立候補して政治家になる人も、その傾向が強いように思う。果たして、政治家の役割は何なのか。

政治家は、官僚でもない。官僚の出してきた案を、そのまま通すのなら、政治家はいらない。世の中の実情を把握し、官僚以上に、様々な情報を入手し、それらを勘案して、官僚の案が、真に相応しいか、意見を言える政治家であるべきだろう。

政治に対して、何の見識もなく、何を実現するために自分が議員になっているのか、認識していなければ、議員になる意味はない。現在の仕組みを改善するためには、議員立候補資格試験の必要性を感じる(大学の政治学科卒業者は免除)。

あまり難しい課題は必要でないかもしれないが、まず政治家としての資質や人間性が問われる。そのうえで、政治家としての心構えや政治の仕組み・運営を最低限理解していることが求められる。早く、仕組みを作ってほしいものである。

*2017年9月18日追記

本日の報道では、安倍首相は、9月28日解散、10月22日総選挙の意向を示したという(若干のずれ込みの可能性もある)。自ら退陣もせず、身の処し方を誤ったと言うべきであろう。

*2017年9月18日追記

立候補者の選択には、ジャーナリストの相川俊英氏の見解が役に立つ。検索して確認してほしい。

なお、地元の姫路には、国会議員立候補者には、まともな人はいない。離党議員、二世議員ともに、見識に欠ける。それに野党は、なぜか立候補しない(野党議員は離党して、その跡を埋める人材がいないのか)。姫路は、政治家不毛の地なのか。残念。

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2017年9月16日 (土)

『源氏物語』の思い出と再読(?)

高校時代は進学校でもなかったので、受験勉強はほとんどしなかったから、大学受験は見事失敗。解答用紙は、白紙に近いものも多かったから、当然と言えよう。滑り止めもしなかったので、浪人。予備校に行って、初めて勉強らしい勉強をした(笑)。

それなりに勉学に励んだつもりだが、今まで、ほとんど知識がない状態での勉学には限界があった。それでも、予備校だけでなく、自前の勉強法で、その一年間は、本当に、よく勉強したと思う。

しかしながら、年末の父兄懇談会では、予備校の進路指導の先生から、志望校は厳しいので、一段ランクを落とすように言われた。親はがっかりしたらしい。二浪はしてくれるなと当然の要求。

でも、あきらめの悪い私は、何とかなるという、楽観的な見通しのもとに、予定の志望校に願書提出手続きを取った(国公立は最初からあきらめていた)。さすがに、滑り止め受験の手続きもしたが。

それでも、予備校の先生の言われたことは不安だった。ウィークポイントは国語だった。特に古文の成績がよくなかった。でも、受験直前に、大したことはできない。古文の参考書をぱらぱらめくるが、頭に入ってこない。

そこで、『源氏物語』の口語訳の本を買っていたことを思い出し、最初から読み始め、受験直前まで、それを読み続けた。本当に、やらなければならない時に、別のことをやってしまう天邪鬼。どうしようもないと本人も気づいているが、そういうことをしていた。

そして、やっと三分の一ぐらいを読み終え、連日の入学試験に突入。すべてで四大学八学部受験したが、その中で、最初の試験で、『源氏物語』の中からの出題があった。ちょうど運よく読んだ内容を知っていたため、すらすらと解答で来た。

この時ほど、嬉しかったことはない。無駄が無駄でなかったのだ。それをきっかけに、試験度胸もついて、落ち着いて試験に臨め、すべての学部に合格することができた。それを聞いた予備校の先生が、驚くこと、驚くこと(笑)。

さて、今、改めて『源氏物語』を再読している。あの時は、三分の一ほど読んだが、後は、読んでいない。でも、読んでいると言うと、ちょっと、おこがましいかも。読んでいるのは解説書と言った方がいいかもしれない。

それが出口 汪(ひろし)著 『源氏物語が面白いほどわかる本』(中経文庫刊)だ。大変読みやすく、『源氏物語』の全体像が正確に理解できるように構成されている。これで、やっと全体のストーリーを把握した(笑)。

巻ごとに系図も示され、今更ながら、ああ、そうだったのかと思わせられるところも多数あった。いつ、原書読みするかわからないが、多分、すらすら頭に入って来ると思う。これから『源氏物語』を通読してみたいと思っている方には、お勧めだ。

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2017年9月15日 (金)

東京の大学は地方に移転が必要

文科省が都の大学の定員を抑制する政策を進めようとしていることに対して、小池百合子都知事が強硬に反対している。多分、都内の私大から強い突き上げがあるのだろう。だが、本来、都知事は、東京都だけでなく、日本全体を見渡して、判断を下さなければならない。あまりにも軽率な行いと言えよう。

そもそも、この人は、引き続き地方から若い人を都に吸収しようとする政策を推し進めるのだろうか。旧来の政策を推し進めるだけなのだろうか。これは東京都だけしか見ていない東京都独善主義だ。これが「都民ファースト」の限界だろう。

東京都は東京都のためにだけ存在するのではない。東京都は地方の協力があって成り立っていることを完全に忘れている。東京都優先独善主義を進めれば、当然、地方は更に弱体化する。

むしろ、今必要なのは、東京都の解体であり、多くの機能の地方移転だ。官僚組織も地方移転が必要だが、まず大学も含めた民間の地方移転が急がれる。文科省の言う都内の私大の定員抑制するのは、まだ甘い。

それなりの環境が整った地方に移転させればいい。都知事は、東京都から私立大学が無くなるくらいの政策を進めてもらいたい(本部は東京都に置いてもいい)。その中で、一番に急がれるのは、都内の国公立を除いた私立大学の地方移転だろう。

そうすれば、その跡地に、再開発できる土地ができる。それは東京の残り少ない大きな経済振興につながるだろう。税収効果も期待できるし、国にとってもメリットは限りなく大きい。発想の転換が求められる。

大体、学問するうえで、東京を含め大都市は、遊びへの誘惑が多く、本来、教育環境として、あまりよくない上に、生活費も高い。親の負担も大きい。学生の方も、学費の負担を軽減するために、学業を削って、アルバイトで収入を稼がなければならないのは本末転倒。

それに、今は情報化時代。必ずしも、東京に多くの大学がある必要はない。トータルで考えれば、住居費や生活コストの安い地方に大学を移転させて、より充実した学業生活を送らせる方がいい。もちろん、いきなり過疎地とは言わない。

更に、地方では、カリキュラムの中に、地域活性活動を組み込めば、実践的な学問をすることができる。もちろん、これは都市でもできるが、地方では、より若い人の発想とアクションが有効で、実効性が高いし、第二の故郷になりうる。これは、ある意味、これは生涯財産になる。

トータルで考えて、国や東京都は、都内の私大の地方移転を真剣に検討すべきだ。

*追記

また各地の市町村は、使用していない公共施設や空き家などで大学や学生の受け入れに協力すべきだろう。また地域全体で教授、学生を応援する生活支援プログラムもあればいい。

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2017年9月14日 (木)

改めてBDレコーダーを購入する

BDレコーダー内臓の某社のテレビは、BDレコーダーを三回も修理。一応、無償修理期間中であったので追加の費用はかからなった。だが、最近になって、また故障。さすがに故障が多すぎるので、改めて別付のBDレコーダーを購入した。

メーカーは、某社のものを外し、他社にした。特に接続も問題なく、操作も最初は多少戸惑ったが、もう慣れたので問題なし。こんなことなら、最初から、別付のBDレコーダーにすべきであったかもしれない。

BDレコーダー内臓テレビは、場所も取らず、それはそれでいいのだが、いろいろ問題があるのかもしれない。そういうと、最近はBDレコーダー内臓テレビは、あまり売られていないように思う。

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受動喫煙防止案を考える

最近は、外食をあまりしないので分からないが、以前、食事していると、隣で食後、タバコをふかす人がいた。煙が流れてきて、嫌な思いをしたことは度々だ。ところが、厚生労働省が、受動喫煙防止案を提案すると、外食業界から強い反対が出たそうである。

確かに、一度に喫煙全面禁止というのは難しいかもしれない。しかし、段階的に喫煙禁止することは可能であろう。例えば、昼食時は全面禁止すればいい。それであれば、外食産業も納得するだろう。

それが徹底できた段階で、夜も全面禁止にしていく。それも都市部からはじめ、徐々に地方へと展開していけば、無理なく政策は実現できるのではなかろうか。タバコの人体への害が叫ばれて、かなりの年月が経つが、もうそろそろ日本も徹底させる時期に来ていることは確かだろう。

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2017年9月13日 (水)

現在の日本に「右翼」は存在しない

安倍政権になって、「右翼」の存在が浮き彫りになったが、正しくは日本に右翼は存在しない。なぜなら、本来、「右翼」とは、右翼思想を持った個人や団体を指すからだ。要するに一つの思想主義の持ち主と言える。その右翼思想とは、「保守的・国家主義的な思想」を言う(*注1)。

それらは戦前には確かに存在した。北一輝、大川周明が、その代表だろう。戦後、米国によって、彼らの思想は駆逐された。確かに、戦前・戦後に活躍した安岡正篤のような人物もいた。でも、彼は、どちらかというと、「東洋哲学」の研究者と位置づけになる。

彼は、東洋、主として中国の歴史・文化・哲学を微に入り細に入り研究し、日本の神道・仏教・道教・儒教との関わりを通じて、為政者のあるべき姿を追求した。広く見れば、彼も右翼の範疇かもしれない。

しかしながら、今の日本に、もう真の右翼は存在しない。マスコミを騒がせるのは、せいぜい「行動右翼」とか「似非右翼(えせうよく*注2)」と言われる人々だ。例えば、「行動右翼」は、「右翼」と名が付いているが、本来、右翼とは言い難い。戦後の混乱期、暴力団が自警活動や愛国主義的活動をした流れで存在している。

それは、たびたび政治利権と結びついている。かつての総会屋が企業の総務と結託していたとの似ている。彼らに金品を要求し、その代わりに、株主総会をスムーズに運ばせる。かつて企業は必要悪と言って使っていた。

この「行動右翼」も、日本の保守政治家と結託し、「票」や「選挙活動」の見返りに、多くの利権を手に入れる。かつては直接、金のやり取りであったが、現在は巧妙化している。「森友」も「加計」も、そのやり方の一つと見えないこともない。

さらに、「暴力団対策法」で、彼らはシノギを得ることが段々難しくなり、選挙も、一つの利権になっている。選挙活動は、かつては街宣車が主体であったが、現在は、「票」の買取や、you-tubeに、各種情報を拡散させて、与党に対抗する野党を激しく攻撃している。

それは与党の自民党にとってはプラスになる。そして、アクセスが増えれば、それが収入源になる。そんな彼らは、決して右翼とは言えないだろう。彼らを右翼と言えば、北一輝、大川周明、そして安岡正篤も生きていれば、慨嘆するのは間違いない。

*注1

「国家主義」は、国家を「最高に価値あるあるもの」とし、「人間社会の最高の組織」とみなすものだ。よって、個人より国家に優位性があるとする。

なお、「国粋主義」も国家主義の一形態と言える。

*注2

「似非右翼」の人は、実際は「在日」出身と言われる方が多い。「在日」というと、「左翼」だと彼らは批判するのだが、皮肉にも、「似非右翼」の人々も「在日」が多い。どちらかというと、日本に帰化した人が多いかもしれない。

すなわち、出身を隠し、帰化日本人として、日本に忠誠を誓うかのように右翼的発言をしている。彼らは結構、弁が立つので、注目されやすい。彼らも、「行動右翼」同様、自らの思い込みの過激な主張(発言内容の正否はともかく)をマスコミやyou-tubeに載せて拡散させている。悪く言えば、皆、食べるためなのである。一般人が、彼らの言動に迷わされてはならない。

なお、神社庁本部や日本会議周辺に集まる人たちも、似非右翼がほとんどだろう。彼らは、自民党の「右傾化」を強く支えているのは危ういことだ。要するに利権集団ということだ。主張は表看板に過ぎない。

*追記

なお、拙ブログでは、「行動右翼」も「似非右翼」も、一応「右翼」と表記してきた。今後は、分類通り、表記しようかとも思っている。

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2017年9月12日 (火)

「小池」新党には期待せず

NHKの世論調査では、「小池」新党には期待せずという結果になったようだ。さもありなん、という感じだ。そもそも、自民党で発言力が無くなった小池氏が、都政に活路を見出し、そこから新党を作ろうとしたことは分かる。

しかしながら、以前にも記したように、「小池」新党は、自民党分党に過ぎない。彼女が議員になった「日本新党」に思い入れがあると言うが、最早、彼女に、そのような清新さはない。ただ、権力を握りたいだけだ。

それは都政の運営を見てもわかる。小池氏は、都議選では、情報をガラス張りにすると言っていたが、今は秘密主義。金の使い方も怪しい。そして、政策も、迷走している。豊洲市場問題でも、何がしたいのか全く分からない。

また、いずれスキャンダルが発覚するだろう。権力を握ると、こうなってしまうのか。実に情けない。小池氏一派が、国政政党を立ち上げると言っても、全く信用できないゆえ、期待もできない。世論調査の結果は、それを物語っている。

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2017年9月11日 (月)

男が女に言われて喜ぶ言葉?

『黒革の手帖』の原口元子ではないが、一流のホステス(元子が一流かどうかには異論もあると思うが)になると、一か月1億ぐらい稼ぐそうである。基本的に、偏らない接客と臨機応変な話術が必要と言われる。顧客のレベルに合わせて、絶えざる情報収集と学習も怠ることはできないという。

ところで、「男が女に言われて喜ぶ言葉」として、次のようなものが挙げられていた。それは「さしすせそ」で示される。すなわち、

一、さすが

二、知らなかった

三、すばらしい

四、センスがいい

五、そうなんですか

ということだ。まあ、確かに、このように言われて喜ばない男はいないかしれない。裏読みすれば、次のように指摘できる。

一、「さすが」と、ちょっとしたことでも言っておけば、相手を持ち上げ、気分よくさせることができる。内容など、どうでもいい(笑)。

二、「知らなかった」。仮に知っていても、知らないふりをするのは高等戦術。相手に優越感を持たせて気分をよくさせる。

三、「すばらしい」。「さすが」と似ているが、最上級の褒め方かも。これで自尊心がくすぐられる。

四、「センスがいい」。仮に大したことはなくても、まず褒めて自信を持たせる。それで相手は安心する。

五、「そうなんですか」。相手に同調し、同じ動作をすれば、「こいつは俺のことを分かってくれている」と勘違いする(笑)。

でも、このクラスは、平凡なホステスの段階。ある意味、入門編。レベルの高いホステスになると、同調しつつ否定する。ただ、誰でもできることではない。そこが難しいところ。常連客が飽きないようにするテクニックだ。「さしすせそ」は一般女性にも参考になるだろう。

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2017年9月10日 (日)

調和のとれた世界~『菜根譚』より

久しぶりに、『菜根譚』から。次の一文を見てみる。例によって、難しい文字がいっぱい。解釈に苦労する。

吾が身は一小天地なり。

喜怒をして愆(あやま)らず、

好悪をして則あらしめば、

便(すなわ)ち、是れ燮理(しょうり)の功夫なり。

天地は一大父母なり。

民をして怨咨(えんし)なく、

物をして氛疹(ふんしん)なからしめば、

また、是れ敦睦(とんぼく)の気象なり。

解釈に絶対的な自信がるわけではないが、一応記す。「燮理(しょうり)」とは、「ほどよくととのう」を意味する。「怨咨(えんし)」は、「怨みや嘆き」のことのようだ。「氛疹(ふんしん)」は「禍を病むとか不吉に悩む」というような意味だろうか。「敦睦(とんぼく)」は「親切で仲がいいとか、真心があって親しい」というような意味。

一応、まとめて解釈すると次のようになるかもしれない。

「(よく言われるように)吾が身は、一つの小宇宙を形成している。(よって他の存在を尊重し)喜怒で、判断を誤らず、好悪においても、その域を超えず一定の範囲に留めれば、それが調和のとれた工夫というものだ。

(広く見れば)天地は、私たちの大きな父母である。心理面では、民の怨みや嘆きを無くして、物質面では、禍や病をもたらすものを失くせば、人々が皆、親切に仲良くやっていくだろう」ぐらいかな。

解釈を見ていくと、老子的見解が溢れている。物事を大きく捉えるようにする習慣は大切だ。そうすれば、本質を見失うことはない。

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2017年9月 9日 (土)

「姫路藩士の文化展」を観覧

姫路文学館で催されている「姫路藩士の文化」展を観覧してきた。主催は三星会(会長は明珍敬三氏)。この会は、姫路藩に移封後の酒井家のあまり知られていない藩士と、その周辺の人物によって製作された作品を通じて、彼らの遺風を未来に伝えようとするもので、姫路藩・酒井家に仕えた姫路藩士の子孫らが、2017年8月に設立した(事務局のフリーランスライターは津山邦寧氏)。

なお、基本趣旨は次のようになっている。

「本会は、姫路藩酒井家、及び姫路藩に関係する歴史的価値を有した旧文化財の調査・収集、並びに史資料の散逸防止と、それに関連する文化の振興を通じ、我が国の知識層を増嵩させる人材の発掘と育成を目的とする」

今回は、酒井家の藩士たちが伝える姫路として、50点ほど各種書籍や絵画等を通じて紹介している。内容は、次の通り。

一、酒井家の転封。

二、各種書籍

三、河合寸翁の新政と、その余韻

四、幕末、そして廃藩

五、近代の藩士たち(明治以降)

河合寸翁を除けば、ほとんど知らない人々だった。書籍以外の絵画・書は、下田天香、齋藤生厚、下田桂屋、芹田静所、亀山節宇、桒原對泉、小谷蘭堂、高須書山など。今回だけでは、十分な知識を得たとは言えないが、きっかけにはなる。引き続き、関心を持って見守りたい。

展覧会は、2017年9月23日の午前10時から午後5時まで。姫路文学館 北館 特別展示室にて。観覧無料。姫路城に行かれた方も時間があれば寄ってみて。

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2017年9月 8日 (金)

最近の女性議員の不始末

最近、与野党の女性国会議員の不始末が目立つ。女性故、目立つのは日本の特殊事情とも受け取れるが、彼女らの議員という立場を十分理解していないことが、本来の要因だろう。結構、高い学歴ながら、常識や教養に欠ける面も否めない。それに脇の甘さも指摘できる。

議員になっても、女性は女性。男性社会で、男に伍して対等に働くには、それなりの配慮も必要だ(嫉妬から情報をリークしているのは、所属する政党の男の議員だろう)。それには、慎重な発言や行動が求められる。

そして、日頃から、議員単独で行動しないことだろう。必ず秘書同行であれば、問題も起きにくい。特に異性関係は、十分に警戒しないといけない。日頃から仕事で協力関係のある人物であっても、相手が男であれば、場所も慎重に選ぶ必要があるのは言うまでもない。

また、あの与党女性議員の秘書への暴言は、そもそも胆力の不足にある。政治家の資質としては疑問がある。今まで恵まれすぎたことが、暴言につながっている。あらゆることを想定する想像力が欠如している(ちなみに、最近、彼女は嘘の手記を発表して顰蹙をかっている。人間として問題がある。最早、復活は無理だろう)。

それに両人に言えることだが、今の時代、誰がどこで見ているかも分からない。それには、まず議員は有権者に選ばれた国民の代表であるという自覚が大切だ。人間力が問われる。

*追記

報道によると、彼女らは、「有能な資質の持ち主」らしい。そうだとすれば、「政治家としての資源」を無駄にするのもどうかと思う(与党出身の議員は、人間として問題があるので、必要ない)。

ただ、復活するには、きれいごとではなく、党内を広く見渡し、いかに「雑巾がけ」ができるかどうかだろう。離党してしまったが、意識は同様な視点が求められる。果たして、プライドの高い彼女に、それができるだろうか。

また、与野党共に、当選回数の少ない若い女性の抜擢人事は慎重さが求められる。

なお、もう一人の歌手出身の議員は、公職選挙法違反で、早く議員辞職すべきだろう。彼女は政治能力もなく、立候補させた政党にも責任がある。

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暴走させて自滅させる

米国の軍事介入は、一つのパターンがある。すなわち米国に都合のいい勢力に「力」を与える。「力」の種類は様々だ。武器のこともあるし、資金の場合もある。あるいは、政策の場合もあるかもしれない。

大体、反政府軍にテコ入れさせて、自国に都合のいい政権を樹立させることが多い。ただ、この場合も、米国のコントロール下になければならぬ。日本も、その一つだろう。政権が、逆らえば、あの手この手で困難に向かわせる。

イラクのフセイン大統領も、米国の言うことを聞かなくなって、暴走し潰された。ISも、元々米国のオバマ氏が作ったものだが、米国に逆らうようになって、潰された。これは北朝鮮も同様になるだろう。

米国にとって、北朝鮮は戦略上、都合のいい存在だった。よって、過去に核開発を容認した。だが、北朝鮮トップが勘違いして暴走し、国際ルールを守らなくなって、コントロールできない事態になってきた。

残念ながら、二度あることは三度ある。朝鮮半島情勢は、今、危険な状態にある。中露の見方は、自国の利益を考えたものだろうが、最早、そういう思考では危ない。中国は最終的に厳しい制裁に加わるだろうが、ロシアは目先の国益と米国への対抗意識から迷走するだろう。

これは戦前の状況と非常に似ている。日本の専門の評論家たちは、甘い見通しを立てているが、歴史は繰り返す。朝鮮半島状況は厳しくなっている。日本も覚悟が必要だ。難民対策のシミュレーションを作っておくべきだろう。

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2017年9月 7日 (木)

若い女優の結婚

最近、某若手女優の結婚報道が流れた。芸能事務所は反対だったが、強行したという。事務所による恋愛禁止は、よく聞く話だ。芸能事務所にすれば、結婚で人気が落ちて、投資が回収できなくなるか、今以上のうまみを享受できなくなることを考えるのだろう。

だが、女優も人間。好きな人ができれば、恋もする。それを止めるのは不自然だろう。昔の芸能界のような掟は無用だろう。むしろ少子化の日本では、若い女優が早く結婚して、幸せな家庭を築くことは、早婚の広告塔につながる。

そう考えれば、芸能事務所も、若いタレントや俳優の結婚に反対せず、むしろ促進する姿勢が求められる。もちろん、仕事に影響するような妊娠は、計画性が求められる。また結婚すれば、確かに、一時的に人気は落ちるだろうが、後は本人の精進次第だ。

むしろ結婚後の新たな視野を活かす彼らの活躍の場の提供が大切だろう。そして、彼女らが様々な困難に直面しても、各種課題を解決して、いかに頑張るかが問われる。そうすれば、それは一般女性への励みにもなる。

若い女優の結婚は歓迎すべきだろう。芸能事務所にしても、むしろ結婚後の彼らの生活のバックアップ(例えば事務所保育等)をした方がメリットが大きいのではなかろうか。情報化時代、彼らの発信する情報は貴重なものになるはずだからである。

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2017年9月 6日 (水)

キキョウの二度咲き

朝方、雨が上がったようなので、庭を見ると、キキョウの花が少し咲いていた。ところが、このキキョウの花は、少し前に終わっていた。なぜ、また咲くのだろうか。去年も、一昨年も経験していない。不思議。

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姫路・家島諸島、「セイルキャンプ」を実施

少し前のニュース(2017年8月22日)だが、本日、改めて新聞記事に載っていたので、紹介しておく(家島諸島とJTBを検索すると、より詳しい情報が得られるが)。姫路の都市・漁村交流事業の位置づけのようだ。

播磨灘に浮かぶ家島諸島(姫路市家島町)を訪れる「セイルキャンプ」を2017年10月に実施する。体験航海に使われる帆船「みらいへ」を利用して、大阪港発で開かれる。小学生以上話対象に、帆を張る作業も体験し、島内の散策もする。

これは家島の食や自然を満喫する観光ツアー「しまたび」の一環事業。10月7日から9日までで、初日は午前10時30分に大阪港を出発し、船内の作業を体験する。また星空教室などを楽しみ船中宿泊する。

2日目は、朝から家島に上陸し、底引き網漁やバーベキューを体験する。その後、島内の旅館に宿泊。3日目は、チャーター船で、島を出航し、姫路・妻鹿(めが)漁港の「JFぼうぜ姫路とれとれ市場」で買い物をし、姫路城を訪れる。

以上のAコースは、定員は30名。大人3万9千円。高校生以下3万8400円。その他に、BコースからEコースまである。但し、Dコース、Eコースは日程的に募集が終わっているかも。一応、簡単に案内しておく。詳しいことは問い合わせしてほしい。申し込みはJTB西日本姫路支店まで。079-289-2120

Bコース。10月8日の日帰りで、発着地は姫路・家島・坊勢島。定員60名。大人13000円。高校生以下12000円。

Cコース。10月9日の日帰りで、発着地は姫路・家島。定員60名。大人13000円。高校生以下12000円。

Dコース。1泊2日で、発着地は姫路。日程は、9月16日、9月23日、9月30日。定員20名。大人28000円、高校生以下27000円。

Eコース。日帰りで、発着地は姫路。日程は9月17日、9月24日、10月1日。大人13000円、高校生以下12000円。

子供たちにとっては、魅力ある催しだろう。是非、参加してほしいものだ。

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姫路で漁業観光試行

播磨灘の坊勢島(姫路市)にある坊勢漁業協同組合は、漁業の魅力を伝えるツアーを旅行会社とタイアップして始めたようだ。以前にも記したように、姫路港は、海の観光が、まだ開発されていないので、期待できる。

とりあえず、2017年9月24日、10月1日のツアーを組んだ模様。内容は、漁船から網を引き揚げる作業を別の船から見学。取れた魚を水揚げ仕分けする出買船、ヒラメや車エビの稚魚育成施設、融けにくい氷を作る製氷施設、ハモの骨切りを行う加工工場などを回る。

昼食は、「姫路とれとれ市場」で、ハモづくし。4人以上のグループで参加すれば、鮮魚のお土産もあるそうだ。旅行代金は、9980円。問い合わせ先は、神戸新聞旅行社(078-362-7174)。関心のある方は行ってみて。

*追記

ただ、漁業ビジネスに直接つながらなくてもいい催しも必要。以前にも記したように、15分コース、30分コースというように海に親しむだけのセーリングがあってもいい。料金は1分100円くらいの目安でいいと思う。

漁業者が常識と思っていることも、一般人には新鮮に感じることも多い。時期によっては、潮風に触れるだけで嬉しいものだ。一般旅行者の関心を取り入れれば成功すると思う。

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2017年9月 5日 (火)

『万葉集』にみる遠距離恋愛

今回は、『万葉集』にみる遠距離恋愛を見てみよう。それが天智天皇と鏡王女(おおきみ)の相聞歌。但し、天智天皇が、まだ皇子だった頃の話で、当時、彼らは相思相愛の仲。まず、天智天皇の歌が次のもの。

妹が家も 継ぎて見ましを 大和なる

 大島の嶺に 家もあらましを

(巻第二 九十一番)

「あなたの家を、いつも見ることができたら、いいのになあ。あなたの家を見渡せる大島の嶺に家があったらと思う」という風な感じ。

これに対し、鏡王女が返した歌が次のもの。

秋山の 木の下隠り 行く水の

 我れこそ増さめ 思ほすよりは

(巻第二 九十二番)

「秋山の木々の下に隠れ流れる水、それは表からは見えないけれど、同様に、私の想いの方が、あなた様より優っていることでしょう。(心から深くお慕い申し上げています)」

木々の下とあるが、落ち葉が川に浮いて水が流れている状態と思う。それを歌に詠み込んだ鏡王女は、慎ましやかな人物であったと想像できる。歌としても、天智天皇の歌より優れていると思う。

それはそれとして、当時は交通もそんなに発達していなかったから、会うのは大変だったことがわかる。鏡王女の名から、彼女の親は、渡来系の鏡づくりの職人軍団の長であったと推定出来る。彼らの居場所は特定されたであろう(鏡を作る技術は秘密とされた)から、行くのも大変だったに違いない。

それでも、相互に惹き合う何かがあったのだろう。今でも、そうだが、恋人たちは、離れていると思いは増すものだ。

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2017年9月 4日 (月)

蘆花の「写生帖」から

徳冨蘆花の『自然と人生』の中に「写生帖」という項目がある。それは彼が感じたことも記している。ただ、その中には見聞きしたことに共感して、そのまま載せている。例えば、次の一文がある(現代表記に変更)。

「わたしは普段そう思うのですよ、人間はどんなことがあろうと、決して自棄(やけ)を起こすものじゃありませんね。それは、もう海人(あま)が塩焼くという世知辛い世の中ですもの、五十年七十年の間には随分憂い辛いこと、たまには死にたい程悔しいこともありますわ。意地の悪い天道様、自分一人を継子になさって、ああいやだいやだ、いっそ舌でもくい切るか、淵川へでも身を投げてしまおうと、こう思うこともあるのです。

でもね、ここが人間一生浮沈の別れ時で、その処を眼をねぶって、じっと持ちこたえていさえすると、天道さまの秤(はかり)は、すぐとまた逆戻り、沈むだものは浮き上がって、枯株にも芽がふきます。ここの辛坊ができないで、つい自棄から一生を、ささ(酒)は憂さにして仕舞うというは、情けないわけじゃありませんか。」

明らかに女性の発言のように思う。彼は、よく遊びに行く花柳界で生きてきた年輩女性の生きざまの言葉に共感したのではないか。どこにも言葉は落ちているということだろう。問題は聴く姿勢があるかどうかということ。

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2017年9月 3日 (日)

映画『華麗なる賭け』を観る

朝早く、草抜きをしていると、さわやかな涼しい風が吹く(少しきつい風も)。それが、風のささやきのように感じられた。そこで思い出したのが、映画『華麗なる賭け』。それを久しぶりに視聴。この映画の主題歌が、「風のささやき」だった。ミシェル・ルグランの音楽で、ノエル・ハリソンが歌っていた。映画も、音楽も、今の季節に相応しいと思う。

映画の方は、主演がスティーブ・マックウィーンとフェイダナウェイだった。1968年制作で、後にリメイクもされた。映画の原題は、THE THOMAS CROWN AFFAIR だ。実業家のトーマス・ブラウン(スティーブ・マックウィーン)は、金持ちで、ハンサムで、洗練されたセンスの持ち主。羨ましい設定。

だが、彼には、泥棒に異常な才能を情熱をかけていた。満たされると、そういう志向になるのだろうか。高度の刺激が欲しいということだろうか。彼は自社ビルの前のボストンの銀行の襲撃を企み、5人組に知恵を授けて、260万ドル、まんまとせしめる。そして、それらはジュネーブの銀行に、ちゃっかり預金。

事件を知ったボストン市警のマローン警部補は、いろいろ調べるが、犯行の手掛かりは全く得られてない。他方、銀行の保険会社のマクドナルドは、犯罪追及に熱意を持つ保険調査員のビッキー(フェイダナウェイ)に調査を命じる。

ビッキーはマローンと協力し調査を開始。ビッキーは、早くから、クラウンが、黒幕と見抜き、接近する。クラウンに対して、初めから犯罪調査だと明らかにし、ビッキーの挑戦が始まる。クラウンも、それを受け止め、偽の男女の仲になる。

だが、ここから、ビッキーは、クラウンに恋するようになる。そのようにして、ついに、クラウンはビッキーに本音を語るようになるが、、、。これくらいで、話を止めておこう。映画の内容は、主題歌「風のささやき」の中で語られる。

風車のように、ぐるぐる回り、風に浮かぶ風船のように、あっちに行ったり、こっちに来たり。トーマスとビッキーの探り合いの連続。揺れ動く男女の心理。男女の仲になっても、どこまで本音か、嘘か。ゲームを繰り広げる一組の男女。

映画の趣旨は、人は功なり名を遂げても、次の新しい刺激を求めるようになるということのようだ。人間の欲は限りないが、新しい使命を見いだせず、その方法を誤った主人公。ただ、映画として見れば、面白いと言えば面白い。これがフランス映画だったら、ちょっとねと思いたくなるだろうが、飽きさせない内容だと思う。

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2017年9月 2日 (土)

ヘクソカズラの繁殖

最近、庭のセンリョウの近くに、ヘクソカズラが繁殖し始めた。子供時代から、野原等でよく見たことはあるが、家には、なかった植物だ。数年前から、ちらほらと見ていたが、ここへ来て繁殖して、センリョウに蔓が巻き付いて、花も咲かせている。

なぜ我が家に居つくようになったかを考えると、多分ヒヨドリあたりが、もたらしたものと思われる。このヘクソカズラを漢字にすると、「屁糞葛」となる。何とも不名誉な名だが、そのままでも微かに臭うが(今は花の匂いに誤魔化される。ただ何もしなければ臭わない)、切り取ったりすると、確かに臭い。そこから付いた名だろう。

別名、ヤイトバナ、サオトメバナとかクソタレバナとか言うらしいが、今まで聞いたことはない。万葉の時代にも、クソカズラの名で存在した歴史ある植物。そして、9月9日の誕生花という。重陽の節句の日に生まれた人が可哀想(冗談ですよ)。

ちなみに、花言葉は、「人嫌い」、「誤解を解きたい」、「意外性のある」らしい。人も臭いで敬遠するけれど、人を嫌うのか。でも、ニンニクやドクダミ同様、何らかの効用があるかもしれない。そういう意外性はあるのだろうか。

調べてみると、実は熟すると黄金色になる。これを潰した果汁を皮膚に塗ると、潤いを持たせ、しもやけ、ひび、あかぎれに効果がある。市販のハンドクリームに加えてもいい。またアルコール浸出液とグリセリンを加えて化粧水にもできるようだ。

また茎葉は、乾燥させると臭いはなくなる。また根茎を薄切りにして天日乾燥すれば、鶏屎藤(けいしとう)という生薬になる。これは腎臓病や下痢に有効という。昔の人は、きちんと知恵として活かしていたのだから凄い。

ヘクソカズラは一旦繁殖すると、それを取り除くのは困難。とりあえず、センリョウに巻き付いている部分を取り除いたが、根っこの部分は処理できず。また生えてくるのだろう。効用を考えて喜ぶべきか、悲しむべきか(笑)。結局、ドクダミ同様何もしないから、繁殖するだけだけれど。どなたか、要りませんか(笑)。

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2017年9月 1日 (金)

姫路の百貨店ヤマトヤシキがラオックスの傘下へ

経営危機に陥った姫路の老舗百貨店のヤマトヤシキ(姫路店、加古川店)は、投資ファンド「マイルストーンターンアラウンドマネジメント(MTM)」により事業再生を進めているが、姫路店は必ずしも順調でないようだ。

有力ブランド店撤退後、大規模改装による集客強化を図ったが、根強いデフレ心理や他の商業施設との競争激化で、残念ながら売り上げは低迷している。市民も経営のテコ入れに期待したが、今のところ、残念な結果に終わっている。

そこで、姫路市民には、ショッキングなニュースが報道された(神戸新聞。2017年9月1日付)。引き続き姫路店のテコ入れ継続させるが、必要な投資資金を賄うため、ラオックスの資金を受け入れることにしたというのだ。

現在のヤマトヤシキ代表取締役の早瀬恵三氏は、かつてラオックスの大株主だったことから、取り持ったという。ラオックスは、中国の大手家電量販店の傘下にある。中国人を中心とするインバウンドを主な顧客とする免税店を展開しており、今回、姫路城に近い立地に好感を持ったらしい。

ラオックスは、ヤマトヤシキの新株予約権付社債を3億円、新株予約権を4億円で、それぞれ引き受けた。社債の償還日は2020年8月31日になっており、ラオックスは権利を行使する方針で、時期は経営環境を踏まえて考えるとしている。ヤマトヤシキの経営権は2年以内にラオックスに移る公算が高い。

当面、家電や婦人靴などの自社製品を姫路店、加古川店に供給する。今後の店舗展開に注目したい。ただ、ヤマトヤシキの現在の事業再生手法は、顧客のターゲットが絞り切れておらず、必ずしも的確でない展開もあるので、大きな軌道修正があるかもしれない(*注1)。

ラオックス傘下になれば、訪日客のインバウンドを対象にした店づくりに転換する可能性は高い。また姫路店の近くには家電店がなく、不便なので、扱えば、それなりの需要はあるだろう。ただ、「百貨店」という業態は捨てられる可能性が高い(*2)。

人口減少下の日本の地方では、百貨店業態で生き残るのは難しいのも確かだ。市内にある山陽百貨店も、将来、業態変更を迫られる可能性は否定できない。

*注1

ピントのずれた売り場構成も目立つ。大塚家具を入店させたが、果たして需要があるかどうか疑問が多い。扱う大型家具も姫路には合わない。大体、家具の板文さんでさえ事業を縮小しているのだ。

また一階には、9月からメガネスーパーを入店(すでに市内にあった店の移店ということのようだが)させるようだが、メガネ店は、市内で飽和状態。成果が出るとは思われない。果たして、圏内の地道なマーケティング活動をしているのか疑わしい。上から(机上)の発想のように思える。

*2

大体、10時オープン自体、観光客に対応できない。大店法から離脱することが求められる。物販はともかく、飲食関係は、モーニング対応として、一部を9時オープンにする必要がある(夕方営業は業態を変えてもいい)。逆に、物販は11時オープンでも、いいかもしれない。

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姫路城関連ニュース 2017年9月

最近の姫路城関連ニュースとして、2017年9月の催しの記事を以下に示します。情報は、随時追加していきます。

●姫路市埋蔵文化財センターは、9月20日、世界文化遺産・国宝姫路城の西の玄関口だった「備前門」の石垣跡が、市内の魚町の地中で見つかったと発表した。

●「豊穣の国・はりま」大物産展が、9月30日、10月1日の10時から17時まで、大手前公園で催される。「豊穣の国・はりま」は、播磨地域ブランドで、播磨圏域連携中枢都市圏8市8町のプロジェクト。

●大手前公園の南にあるイーグレひめじ あいめっせホールで、2017年9月17日(日)の10時から、「第43回 プロムナード・コンサート」が開かれる。これは、気軽にクラッシックを!というコンセプトで、女性音楽家6名による無料コンサートだ。今回、43回も続いているのに、案内をもらって、初めて知った。時間があれば、どうぞ。

●姫路文学館 北館 特別展示室で、9月8日(金)より、『姫路藩士の文化』展が催される。酒井家の藩士たちが伝える姫路を紹介。あまり知られていない人々の足跡を紹介する。9月23日まで。観覧無料。

●好古園では、9月2日(土)より、「流木と金魚画展」を催す。石に描かれた金魚絵アートと流木アートのコラボレーションを展示する。場所は、好古園内、潮音斎広間・活水軒入口の床の間。9月10日(日)まで。

*注 (9月8日追記)行った人によると、入り口付近の展示のみで、潮音斎広間・活水軒入口の床の間には展示がなかったらしい。市の情報発信に問題あり。

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