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2017年9月 9日 (土)

「姫路藩士の文化展」を観覧

姫路文学館で催されている「姫路藩士の文化」展を観覧してきた。主催は三星会(会長は明珍敬三氏)。この会は、姫路藩に移封後の酒井家のあまり知られていない藩士と、その周辺の人物によって製作された作品を通じて、彼らの遺風を未来に伝えようとするもので、姫路藩・酒井家に仕えた姫路藩士の子孫らが、2017年8月に設立した(事務局のフリーランスライターは津山邦寧氏)。

なお、基本趣旨は次のようになっている。

「本会は、姫路藩酒井家、及び姫路藩に関係する歴史的価値を有した旧文化財の調査・収集、並びに史資料の散逸防止と、それに関連する文化の振興を通じ、我が国の知識層を増嵩させる人材の発掘と育成を目的とする」

今回は、酒井家の藩士たちが伝える姫路として、50点ほど各種書籍や絵画等を通じて紹介している。内容は、次の通り。

一、酒井家の転封。

二、各種書籍

三、河合寸翁の新政と、その余韻

四、幕末、そして廃藩

五、近代の藩士たち(明治以降)

河合寸翁を除けば、ほとんど知らない人々だった。書籍以外の絵画・書は、下田天香、齋藤生厚、下田桂屋、芹田静所、亀山節宇、桒原對泉、小谷蘭堂、高須書山など。今回だけでは、十分な知識を得たとは言えないが、きっかけにはなる。引き続き、関心を持って見守りたい。

展覧会は、2017年9月23日の午前10時から午後5時まで。姫路文学館 北館 特別展示室にて。観覧無料。姫路城に行かれた方も時間があれば寄ってみて。

*追記

平成29年12月10日、幕末の姫路藩に仕えた家老・高須隼人(別名・高須書山、1817~1867)の没後150年に合わせ、藩士らが眠る姫路市白国の増位山墓地で墓前法要が行われた。なお墓地管理は随願寺。

高須は、幕末期などの藩主酒井家に仕え、江戸幕府最後の大老だった酒井忠績(ただしげ)らの五人の藩主を筆頭家老などして支えた。

酒井忠績は佐幕派の立場を貫いたため、高須は、勤皇派藩士を弾圧し、一掃する「甲子(かっし)の獄」を主導した。他方、彼は書や絵に精通した文化人であったという。人には、いろんな面があるということだろう。

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