『松岡映丘~やまと絵の世界』展を観覧
現在の兵庫県神崎郡福崎町辻川生まれの松岡映丘の日本画は、過去に幾度も鑑賞したが、今回は、三木美術館で開催されていた『松岡映丘~やまと絵の世界』展を観覧した。彼の特徴は、いわゆる「やまと絵」を現代的に表現したものと言える。
今回の展示は二期に分けて展示される(一期は2017年11月22日から2018年1月8日まで。二期は、2018年1月10日から2月18日まで)。2015年にも一部展示したらしいが、「時雨もやう」以外は覚えているものはなかった。
調べてみると、「子の日」、「西行姫」も、以前、展示されていたようである。また、この美術館以外の展示(姫路市立美術館と福岡県立美術館)の図録を再度見てみたが、なかったものが、今回多かったと思う。企業とか個人蔵のものは、なかなか見られないということかもしれない。
そして、以前にも記したが、最近は、洋画より、日本画の方が、しっくりくる。松岡映丘は戦前の画家だが、安心感がある。そして、なんとなく日本人の感性というものを受け止めて共感する。来年、後期の展覧会にも行ってみようと思う。
また同時開催として、「志野展」も催されていた。美濃焼の一種の「志野焼」。茶道に興味のある方は、それなりに楽しめるだろう。
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