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2018年4月29日 (日)

アベノミクス宴の後

現在、景気は、全体的に、そんなに悪くないという。もちろん、業界や企業規模によって差はあるだろう。問題は外需への依存が高まりつつあることだ。やはり人口減少下、内需拡大はなかなか難しい。

ということで、輸出及び海外投資、外国人旅行者の増加により、経済は活性化されていることは確かだ。この結果、大手企業は利益を上げている。これにアベノミクス効果が加わり、大手企業の財務は潤っている。

アベノミクスは、大型金融緩和による円安政策だが、この経済効果は、国全体としては見れば、それほどではない。これは国民から企業への利益の付け替えに過ぎない。結局、金融関係業者が潤ったに過ぎない。あるいは企業の財務が喜んだかもしれない。

更に国際経済が日本に寄与したことも確かだ。要するに国際経済環境が比較的好況を呼び込んでいるだけだ。その効果を得ているのはも約2割の大企業に過ぎない。他の8割は、アベノミクスから遠いところにある。結局、アベノミクスは格差を拡大しただけだ。

よって、いずれ、このパターンは変わる時が来る。それは2020年の東京オリンピック以後と言われているが、その兆候は2019年、あるいは今年の秋ごろから出てくるかもしれない。そして、その時、更に「持てる者」と「持たざる者」の経済格差は拡大する。残念ながら、私たちは、それを戦々恐々として見守るだけしかない。

一体、多くの国民にとって、アベノミクスは何だったのか。その時になって、多くの国民は、認識するのだろう。

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