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2018年4月12日 (木)

姫路も「駅」を核にした開発

都市部では当たり前だが、姫路市も、諸駅の開発に着手する。JR姫路駅周辺の開発は順調に進んでいるが、その他の駅周辺は、必ずしも活性化しているとは言えない状況。高齢化が進む中、「脱車社会」に突入し、人々は駅周辺での催しを楽しみにしている。

老舗百貨店ヤマトヤシキは閉店してしまったが、かつて地域からバスに乗って多くの人が訪れていた。彼女らの話を時々聞いていたが、「息抜きに、ここで買い物することが楽しみ」と言っていた。今は、姫路駅周辺に商業施設が集中しているが、案外、彼女らの行先は失われたのが実情。

ピオレは若者中心だし、山陽百貨店は高級品志向を強めており、対象顧客も限定的だ。戦略上は正解だろうが、中間層の高齢者は、買いたい物を探すのに苦労するという話も聞く。結局、必ずしも買いたいものに行き着かない。

いろんな高齢者が楽しめる施設づくりに焦点を当ててもらいたいものだ。姫路駅周辺になければ、移動コストがそれほどかからなければ、周辺の駅周辺でも構わないと思う。

さて、姫路市は、人口減少や高齢化に備えて、「立地適正化計画」を作成したようだ。その目論見は、「コンパクトなまちづくり」を目指すというようだ(*注)。

法定の都市機能誘導区域として、JR、山陽姫路駅周辺を中心拠点に指定した。中心拠点は北は姫路城、南は市役所と手柄山中央公園まで含めたエリア。

大型商業施設や多様な金融機関、高度医療を提供する総合病院のほか、2000席のホールを擁する文化交流施設「市文化コンベンションセンター」(21年開業予定)、広域防災施設となる手柄山中央公園を擁し、播磨圏の中枢も担う。

次に、山陽飾磨駅、網干駅、JR野里駅の各周辺地域を副次拠点に指定する。山陽飾磨駅、網干駅周辺は、かつて、飾磨町、網干町として、商業圏を形成していた。JR野里駅周辺は高層住宅が目立つ地域。歴史もあり、開発次第で、いろんな可能性を秘めている地域だ。

更に、地域生活拠点としてJR網干駅周辺、山陽広畑駅周辺、山陽白浜の宮駅周辺、JR御着駅周辺、JR余部駅周辺、JR香呂駅周辺、山陽大塩駅周辺、JR英賀保駅周辺、JRはりま勝原駅周辺、JRひめじ別所駅周辺を指定した。

これらの地域は、公共交通網を活かして、人口密度の低下を防ぐ。開発は、未だ手つかずの状態と言えよう。それぞれの文化を活かしつつ、個性のある街づくりが求められる。地域住民が楽しめる場所を駅周辺に作ればいい。地域住民が楽しめば、他所から人も呼べる。

また生活拠点として、JR溝口駅周辺と林田出張所周辺を指定。市独自の準都市機能誘導地域として中心部から離れた地域の活性化を検討する。可能性に期待して、将来的に、都市機能を想定する。

これらの諸「駅」を核とした周辺開発を繋げていくことにより、相乗効果が期待できる。そのためには、これらの駅周辺開発は、各駅間の移動交通手段の検討も必要だ。また行政主導の似たような開発でなく、民間を巻き込み、それぞれの地域に相応しい独自性のある開発をしてほしいものだ。

*注

「コンパクト」と言って、何もかも揃うワンパターンのまちづくりは、街の特徴を失くしてしまう。

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