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2018年6月10日 (日)

立憲民主党は保守政党

現在のところ、かつてとは、大きく政治状況は変化した。変わらないのは、多数を握る自民党の独断政治だけだ。そして、昔の自民党と違って、派閥間の競争もない。それが政権を堕落させている。

また、そこから抜けようとする勢力もない。それは禅譲を期待するような政治家や、尤もらしい主張をするが、人気取りに見える政治家では、現在のトップに対抗はできないからだ。そのようなタイプに、今更、自民党を抜けて、一旗揚げようとは思わないだろう。

むしろ、期待できるのは、野党の立憲民主党だ(*注)。この党は、一部の右寄りの人たちから、「左より」の党と見られているが、実際は、そうではない。確かに旧社会党系の議員はいる。しかしながら、政策や考え方を、つぶさに見ると極めて保守的色彩の強い政党だ。それは枝野代表の発言からも明らかだ。

もちろん、自民党の一派閥程度の勢力しかない現在の党勢では、自民党に対抗できるとは思わないが、この党の真の姿勢を知り、自民党がいい加減な政権運営を続ければ、保守的な人々の支持を受けることも可能だ。それは保守の論陣を張る産経新聞の論調を見ても明らかだ。

これに対して、現在の安倍政権は、政権運営で、やや自信過剰になっている。また政治運営や政治姿勢にも問題がある。そして、やっていることと言えば、保守というより革新に近い。もちろん、すべての政策が間違っているわけでもない。でも、かつての自民党の政策とは大きく異なる。それは安易に米国の要望に従うからだ。

立憲民主党が、すぐに政権を握ることはないだろうが、国民が納得する政治姿勢を見せれば、遠い将来、政権が移動する可能性も否定できない。自民党内に、現在のトップに対する対抗馬が育たない(あるいは育てない)現状、やはり、政治は、政党間の競争環境下、切磋琢磨する方が望ましい。

*注

ただし、立憲民主党は、党ができて日が浅く、基盤も、まだできていない。今まで、野党は、主義主張が異なるのに安易に合従連衡し、多くの失敗を重ねてきた。同じ志を持つ者のみで今後も進められるかどうか。この党が成長するかは、今後の展開次第。

*追記

ちなみに立憲民主党の枝野氏の考え方は、自民党の岸田氏に近いように思う。

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