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2018年7月 6日 (金)

理解できない高級官僚の汚職

文科省の局長(現在は官房長付)が、官房長時代、東京医科大に便宜を図る謝礼として、自分の息子を裏口入学させていたとして、受託収賄の疑いで逮捕された。

一体、なぜこのようなことをしたのか、不思議でならない。既に地位も名誉もあり、今になって、すべてを失うことをしたのだろうか。間に入った仲介者や大学側が巧妙に仕組んだのだろうか。

ここら辺になってくると、ミステリー小説に近い。確かに、贈賄側は、巧みに工作して官僚に近づいてくることだろう。特に政治家に近づいた官僚は落とし穴にはまりやすい(*注)。

政治権力を利用して、自らの地位を上げようとする官僚たちもいるが、往々にして、そこに付け込まれる。やがて、家族に、魔の手がやってくる。そして、段々、官僚常識から遠いところに行ってしまうのだ。

こういうことは、以前、松本清張の作品で、よく題材にされていた。それが今の時代に出てくるなんて、一体、どうなっているのだろうか。時代錯誤の行いと言われても仕方ない。

それも子供の裏口入学のためとなると絶句である。それほど子供を愛していたのか。あるいは親の体面のためか。最早、感覚が麻痺していたとしか言いようがない。大変残念だ。懲戒免職されても仕方ない。

*追記

昔から、医大は、お金を積んで裏口入学がまかり通るとは、よく聞いていたが、やっぱりと思わざるを得ない。そんな学生が医師になって、果たして大丈夫なのだろうか。既に、そのような医師たちは、世の中に多く存在しているのだろうか。

*注

森友絡みで政治家に配慮した財務省理財局の官僚も、彼らに近づきすぎた。同じく権力(地位)を得ようとして、政治家に配慮しすぎた結果として、落とし穴に嵌った例だ。ただ、財務省の彼に対する処分は非常に甘い(本来、公職追放が妥当)。これが財務省に対する不信感を増殖させる。官僚たちは襟を正しいほしい。

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