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2018年7月16日 (月)

羹に懲りて、、、、

有名な中国の言葉として、「羹に懲りて膾を吹く」というものがある。意味は、「一度失敗したことに懲りて、無益な用心をすること」とされている(*注)。

念のために記せば、「羹(あつもの)」とは、熱い吸い物、「膾(なます)」とは、日本で言う、生の魚や貝類を切ったもので刺身のようなもの。このような言葉があるということは、中国人も、かつては、刺身のようなものを食していたことになる。

いろいろ調べてみると、中国人も11世紀くらいまでは、膾を食していたとのことだ。それが疫病が流行り、多くの死者が出たため、食べ亡くなったようだ。そして、生水も飲まなくなった。

ところが、最近、訪日している中国旅行者は刺身を食しているようだ。でも、彼らの国に帰れば、やはり食さないのだろうか。

食材が国際化する現在、無益な用心とは、必ずしも言えないかもしれない。日本でも、寿司や刺身が、いつまでも味わえるかどうか。でも、残してほしい食文化でもある。

*注

この言葉は、『楚辞』の第九章にあり、本来の意味は、「用心深く身の安否を顧みよ」というもの。

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