心の愛より
時々、視るバラエティーで、タレントが、呑み屋街に繰り出し、そこにいる男たちに、妻に対して「愛してる」と言うように伝えると、大抵の男は抵抗する。「そんなことは日頃言ったことはない」、「そんなこと、とても言えない」等々。
日本の男は、西洋の男と違って、日常的に口に出して「愛してる」とは言わない。実は、本当は言ってもいいと思っているが、長年の習慣で、言い慣れていない。日本男子独特の照れだ。
ところが、番組では、なんだかんだと理由をつけて、タレントが言わせようとして、一人の男性を抽出。そして、しぶしぶ、スマホを取り出し、妻に電話して、恥ずかしそうに「愛してる」と言うと、音声だけなのだが、大抵、妻の方も一瞬びっくりするが、声が弾んで嬉しそうにしている。
そして、番組を明らかにして、妻の方はどうなのかと聞くと、こちらも大抵、渋々だが「愛してるわよ」と返って来る。でも、その声は嬉しそうだ。これらのケースは、日頃の結婚生活状態がいいのかもしれないが、女性は、常々「愛してる」と言われたいようだ。
*追記
そういうと、スティービー・ワンダーの『心の愛』も、「アイ・ラブ・ユー」を歌っていたような。また聴きたくなった。
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