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2018年10月14日 (日)

官僚のロジックの見直し

最近は蔵書の再読が多く、あまり書店に行っていないのだが、久しぶりに行ってきた。そこで見つけたのが、保坂正康著『昭和の怪物 七つの謎』。特に、第六章「瀬島龍三は史実をどう改竄したのか」に注目した。

瀬島龍三氏については、彼の著作を通じて、拙ブログでも取り上げた(*注)。よって、彼について詳しいことは、ここでは避けるが、確かに、色々噂のあった毀誉褒貶の多い人物である。それは大本営参謀であり、後にロシアに捕えられ、シベリアに抑留されたからだ。

問題は、ロシアは瀬島だけは丁重に扱い、日本軍のことをいろいろ聞きだしたと推定されることだ。凡そ、官僚になるタイプは頭はいいし、切れることは確かだ。ただ、犯罪に与した場合、尋問に耐えきれず、すべて白状するのが一般的。

瀬島も軍事官僚の一人で、日本軍の情勢、仕組みなどすべてロシアに伝えたものと想像できる。そして、彼は、戦争責任者の一人であるが、多くの言い訳をしている。

それはロシアに対しては、自分は、そんな責任のある立場でなかったといい、日本に向けては、日本の立場をしっかり守って、ロシアに対峙したと言うのである。

保坂正康氏は、この官僚体質は今も昔も変わっていないと指摘する。財務省の官僚も、自分の都合のいいようにロジックを使い分け責任逃れしている。でも、いつまでも、このような保身体質でいいわけがない。

官僚の定年を35歳~40歳として、いつまでも官に居れないようにすべきかもしれない。すなわち、在籍年数を10年程度に制限すればいい。そうすれば保身に汲々とすることもない。現在は天下り禁止にしているが、能力ある者は、民間に転職すればいい。そのルールをきちんと作ればいい。

その上で、実績ができれば、再度、官に戻る仕組みが求められるかもしれない。その方が政策にバージョンアップが期待できる。

*注

拙ブログ 2005年7月20日付 「大東亜戦争と私達」

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