姫路と播磨

2017年4月23日 (日)

本多忠勝の壁書

今回は、姫路城主であった本多忠政の父の本多忠勝の壁書を取り上げてみよう。彼は徳川四天王の一人だ。彼が、十か条の壁書を残している。生き方を建築になぞらえ、表現している。解釈は、特に必要ないと思うので、そのまま挙げておく。

一、淫酒の二つは早生の地形(ちぎょう)。

一、苦労は栄花の礎(いしずえ)。

一、倹約は君に事(つか)うる材木(ざいもく)。

一、珍膳美味は貧の柱建(はしらだて)。

一、堪忍は身を立てるの壁(かべ)。

一、多言慮外は身を亡ぼすの根太(ねだ)。

一、つや(艶)は腹を使うの屋根(やね)。

一、華麗は借金の板舗(いたほ)。

一、我儘(わがまま)は朋友をへだてる障子(しょうじ)。

一、仁情は家を治むるの畳(たたみ)。

家を建てる時に使う言葉を巧みに使いながら、子孫に分かり易く生き方を諭している(建築の言葉が分からないという人は調べてみてください)。

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2017年4月14日 (金)

播磨のプリンセスたち 2017

播磨には、「姫路お城の女王」以外にも、様々の女王がいる。地域の活性化には、彼女らは欠かせない。今年の播磨のプリンセスを紹介する(公開情報により適宜、追加していきます)。

◎第50代「姫路お城の女王」が4月17日に、発表された。

近藤由紀さん、吉川真由さん、中里優希さんの3人。5月12日に開催する「姫路お城まつり」でデビューする。観光大使として、県内外のイベントで活躍する。

◎女優のんさん(能年玲奈から改名)が、兵庫県神河町の観光PR動画に出演。

実は、彼女は、兵庫県神河町生まれ。同町がPR動画出演依頼し2017年4月初旬に決まった。同町は、西日本有数のススキの自生する自然豊かな地。峰山高原には、国内14年ぶりとなるスキー場も建設される。動画は今夏に完成予定。

◎「第八代相生みなとの女王」

2017年5月から、市内外で活動する。この女王は、2015年から任期が2年。毎年一人ずつ交代する。今回、選ばれたのは村上椎麻さん。第七代の山本祐華さんと二人で活動する。5月28日の「相生ペーロン祭」のパレードでデビューする。

◎「2017プリンセスたつの」

2017年4月から1年間、市内外の行事や観光イベントで、たつの市の多彩な魅力を発信する。

新プリンセスは、井口小雪さん、岡本春花さんの二人。4月2日の「龍野さくら祭」でお披露目式があった。

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2017年4月12日 (水)

赤穂市の活性化政策と姫路

赤穂市が活性化することは姫路市にとってもメリットがあるだろう。残念ながら勉強不足で詳しい知識は持ち合わせていないが、赤穂市と姫路市は、歴史的に関わりが強いと思う。例の赤穂浪士の家族も、割と多く姫路藩領内に住んでいたとも聞く。

その赤穂市が、姫路城のグランドオープン以後、外国人観光客の宿泊が増えていることは以前にも少し記したが、更に外国人観光客の誘致を狙った方策を練っているようだ。例えば、PR動画を作り、動画投稿サイトや赤穂市のホームページに公開している。

動画は、外国人男性が、一人旅で赤穂を訪れたという設定で、温泉、グルメ、工芸に触れ、一日を過ごすというもの。そこでは、赤穂義士の他に、赤穂温泉、坂越の船祭も紹介されている。更に、これらの映像を神戸空港やJR三ノ宮駅前ミント神戸の大型スクリーンでも放映。

こういう取り組みは歓迎される。地域の相乗効果という意味でも有効だろう。後は各種祭りでも、相互に人を出して、赤穂市と姫路市が協力・提携することが望まれる。

*追記

ちなみに姫路市で発足のロックバンド「スマイルレンジャー」が赤穂市の応援ソング「ええやん赤穂」を制作し、インターネット上のMVに公開。赤穂市も正式に認定したようだ。このバンドは2016年に「ええやん姫路」も制作しており、ソングによる地域連携も面白い。

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2017年4月10日 (月)

花後の処理とその他の花々

姫路城は桜の花がちょうど満開。昨日、雨が降って散らされたと思ったが、今朝の寒さで、持ちなおした感じだ。平日の本日は、観光客もまばらな感じ。でも、今が一番美しい。チャリンコで周囲を巡ったが、何とも嬉しい感じ。これを味わえるのは姫路市民の特権かも。

さて、自宅では、沈丁花の花が終わり、花後の処理をした。これは放置すると実がなり、翌年以降、花が咲かないからだ。そして、肥料を施す。これだけで、来年まで何もしなくても、花は咲く。要するに手を入れるタイミングが大切ということ。

そのように他の樹種もすればいいのだろうけれど、今一つ掴みきれていない木が多い。剪定も、時期を間違うと、木々は勢いを無くしたり、花の咲きようが悪かったりする。花桃は、昨年、剪定しし過ぎて、心配だったが、咲いてみると、全体バランスもよく、桃色の花がきれいだった。

そして、今は木瓜の花が満開。やや硬質な感じを受ける花だが、にぎやかだ。ただ、枝が繁茂し過ぎているので、花後には、やや強めの剪定をしようかと思っている。源平桃も満開。白とピンクの混じった花がかわいらしい。紫色のハナズホウの花も丁度いい具合に咲いている。ハナカイドウも、小さな花を咲かせている。いずれも手間のかからない樹種だ。

目立たないところでは、春咲のギンモクセイの白い花やアオキの茶色い花も咲いていた。以上記した、これらの花は、あっという間に終わってしまう。木々は葉を入れ替えているものもある。もうすぐ花々に代わって新緑の季節到来となるのだろう。

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2017年4月 9日 (日)

「西播磨フロンティア祭2017」の案内

一応、ゴールデンウィークの案内として、次の催しを紹介しておく。それが播磨科学公園都市で催される「西播磨フロンティア祭2017」というもの。開催日は、2017年4月29日。10時から15時まで。少雨決行ということだ。場所は、播磨科学公園都市の芝生広場にて。

内容は次のようになっている。

一、第16回 出る杭大会

夢を持って新しい分野にチャレンジしている人や、地域を元気にしようと取り組んでいるグループ等活動発表がある。59団体参加。

二、第6回イケ麺グランプリin西播磨

地域の食材を利用した、ご当地麺料理の団体が集まり、まちおこし活動やオリジナルメニューを競う。16団体参加。

三、西播磨ふるさとバザール

西播磨の農産物や特産物の販売等

四、親子ふれあいキッズランド、安全・安心コーナー

段ボールハウスや、クラフト教室。警察・自衛隊のミニ制服試着コーナーもあるとか。

ちょっと毛色の違う催しが多いので、面白いかも。関心のある方は行ってみて。関連催しとしては、県立大学付属中学校・高等学校、県立西播磨総合リハビリテーションセンターの施設が一般公開される。また光都21戸建住宅地の現地案内もあるようだ。

*追記

なお、播磨高原広域事務組合は、播磨科学公園都市のまちびらき20周年を記念して、4月29日、「光都ふれあいウォーク」を開く。現在、参加者を募集しているようだ。参加無料。当日は、午前8時半に、県企業庁播磨科学公園都市太陽光第一発電所(たつの市新宮町光都2)に集合できることが必要。まちなみや自然を楽しみながら約7キロを歩く。

参加希望者は、同組合ホームページにアクセスして、所定用紙で申し込む。4月14日が締め切りだ。

*追記

また翌日の4月30日には、「第25回SPring-8施設公開」がされる。9時半から16時半まで。「Meet the scientists~科学と遊ぼう」と題して、大型放射光施設SPring-8-8.5ACLA、ニュースパネルを公開する。小中学生から大人まで幅広く楽しめる科学実験や科学講演会が開催される。ただ、予約した方がよさそうで、詳しいことは、「第25回SPring-8施設公開」を検索して内容を確認してください。

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2017年4月 8日 (土)

『ユトリロ回顧展』(姫路市立美術館)の案内 2017

最近は、海外の洋画展は、ほとんど観に行かない。以前にも記したが、海外の文化の理解なくして、西洋画の理解は難しいからだ。特に中世の宗教画は全く面白くない。

その中で、ユトリロの絵画は、比較的そのような色彩はない。ある意味、何の知識がなくても、一応鑑賞はできる。そういうことから比較的日本人には好まれてきた。

私も若いころ、鑑賞したことがある。モーリス・ユトリロは、結構酒乱だったようだが、絵を描かせると、非凡なものを発揮した。

今回、姫路市立美術館で、『ユトリロ回顧展」と称して、約80点を展示しているようだ。入館料が高いので、行く予定はないが、興味のある方は行ってほしい。2017年7月2日まで。

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大石神社で春の義士祭

赤穂にある大石神社で、2017年4月9日(日曜日)に「春の義士祭」が催される。午前9時から、奉祝行事(境内他)、午前11時から祭典(境内で、薮内式献茶式)が催される。午後1時からは、市中パレードがある。年末の寒い時期の義士祭もいいが、比較的暖かい、この時期の義士祭もいいかもしれない。

*追記

なお、赤穂市立歴史博物館では、展示替えで、忠臣蔵を題材にした江戸~明治期の浮世絵44点が登場。この時期には忠臣蔵をテーマにした浮世絵が約1万種類が全国で描かれたという。その中で、同館は、約1400点を所蔵するが、今回は新たに入手したものを展示。

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2017年4月 5日 (水)

もうすぐ花盛りかな

姫路城は例年より遅く桜の開花宣言をしたようだが、満開までには、いま少し時間がかかりそうだ。そして、我が家の庭も、少しずつ、そういう雰囲気になりつある。さすがに、梅の花は散ってしまったが、今は沈丁花とユキヤナギが満開。

そしてラッパ水仙も咲き始めた。またツバキの岩根絞りが初めて開花。白と赤の混じったものだが、割といい。更に少し前から、侘助も順次咲いている。こちらは茶花と言われるだけあって品がいい。

そして、源平桃の花が数輪だけ咲いている。木の全体の雰囲気も年を追うごとにいい。満開になれば、少し見ごたえがあるかも。花桃は心配したけれど、これも一、二輪開花。問題はないようだ。ただ、前年に少し刈り込み過ぎたかも。

また、もう少しで、開花しそうな木瓜(ボケ)。三か所に植えているが、手入れは、それほどせず、放置状態だが、年々枝を繁茂させて、蕾がいっぱい。満開になる楽しみがある。カリン、ハナカイドウ、ハナズホウも、もう少しすれば開花しそうな雰囲気。

楽しめるのは一時期だが、これがあるから、ガーデニングは止められない。かつて父に勧められて、いやいや始めたガーデニング。でも、今では父以上に取り組んでいるかも。それでも、地植え中心のいい加減ガーデニングなのだが、春は楽しくさせてくれる。

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2017年4月 1日 (土)

最近の姫路城関連ニュース 2017年 第二期

最近の姫路城関連ニュースとして、2017年の第二期(4月から6月まで)の記事を以下に示します。情報は、随時追加していきます。

●4月22日、姫路城内にある千姫ぼたん園で、「第25回千姫ぼたん祭り」が開かれた。約700本のぼたんが植えられているが、今のところ三分咲き。よって、まだ、しばらく、楽しめる。

●第68回姫路お城まつりの概要

一、期間 平成29年5月12日から14日まで。

二、場所 大手前通り、大手前公園、姫路城三の丸広場、家老屋敷跡公園など

三、キャッチフレーズ 「舞えよ白鷺、千姫とともに」

四、今回の特徴

  1 時代パレードの充実(13日)

  2  第50代となる姫路お城の女王(13日)

  3  家族、子供も楽しめるイベント充実(14日)

  4  「姫路観光大使」の丘みどりさんの出演(13日)

  5  姫路城西心柱ゆかりの中津川市、市川町(13日)

  6  根来鉄砲隊の初出演(13日)

  7  姫路城薪能に親子教室から出演(12日)

●4月15日に、ABC放送で、「姫路城VSノイシュバンシュタイン城の日独職人交流視察が放映された。日本の姫路城とドイツのノイシュバンシュタイン城は、共に白いお城として提携関係にある。

●赤穂市にも、姫路城効果?赤穂市によると、赤穂に宿泊した外国人が、姫路城がグランドオープンしてから増えているらしい。2014年度の外国人宿泊数が約500人だったのに対して、2015年度は約1700人に増え、2016年度も大幅に増加する見通しと言う。姫路城効果で播磨全体が盛り上がるのは望ましい傾向だ。

●姫路城がコスプレの聖地に(神戸新聞4月6日付け夕刊より)。「本格的な写真が撮れる」とか「キャラの世界に入り込める」とか評判がいいそうだ。記事では、コスプレの衣装専門店(ウィッグや小物など)「エヌ・アイ・アイ」(兵庫県太子町)とか、精緻なプラスチック製武器製作の「匠工芸」を紹介している。

●姫路市は、4月5日、姫路城の2016年度の入城者が、211万2189人と発表した(ちなみに、グランドオープンした2015年度は、約286万人だった)。2016年度は反動減の約190万人を見込んだが、外国人観光客の増加で、それを上回った。外国人観光客が、約6万人増え、過去最多の約36万5千人を記録。入城者の約2割を占めた格好。英語圏とフランス語圏が増え、アジアでは中国が増加。

●好古園では、5月14日、潮音斎で、10時から16時まで、「煎茶会」を開く。一席500円。

●好古園では、5月1日から5月10日まで、潮音斎、活水軒ロビーで、「ミニ着物展」を開催する。

●好古園では、4月29日に、先着500名に園内で育てた山野草をプレゼントをする。

●好古園では、4月16日に、「開園25周年記念茶会」を園内の潮音斎で開く。13時から16時まで。一席500円。

●好古園では、4月7日から9日まで、桜をライトアップする夜桜会を開く。こちらは入園料が必要。

●例年の「姫路城観桜会」は4月8日午前10時から三の丸広場で開催。雨天順延。なお、入園無料の夜桜会は、4月3日から9日までの午後6時から9時の西の丸庭園にて。

●4月2日に姫路城が桜の開花宣言。大手門西側にある基準木のソメイヨシノに数輪咲いたことから。過去十年では、三番目に遅い開花。

●姫路市と熊本市は、姫路城と熊本城の歴史や構造を分かりやすく紹介する「熊本城・姫路城子ども向けパンフレット」を3万部制作した。内1万部は、海外の観光客から要望が強かったため英語版とした。市内で無料配布される。

●4月2日は、「ライト イット アップ ブルー 姫路」の催しで姫路城は青くライトアップされる。意図は、当日が国連が定めた「世界自閉症啓発デー」だからという。市内各所(駅前、中央地下通路等)で青色の催しがある。「当日は、青い服やブルーに関する物を身につけて、お集まりください」としている。

●フジテレビ系列の国民的アニメ番組「サザエさん」で、4月から9月まで、オープニングの主題歌に合せて、兵庫県内の名所が登場する。4月から6月までの春編と、7月から9月までの夏編の2種類。これに姫路城が登場する。姫路市関係では、その他に、書写山円教寺も登場。

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2017年3月25日 (土)

結果から現象の把握

まさか人口が減少気味の地方都市の姫路市で、保育園問題が起こるとは思わなかった。私立認定こども園が、不正をしていたのだ。定員外で22人を不正に受け入れ、食事は正規人数の分しか手配していなかったという。結果的に、一人当たりの食事は非常に少なく、成長盛りの子供たちに十分な食事が与えられていなかったという。

その他にも不正があり、認定は取り消されるようだが、困ったことだ。元々、この認定こども園は、認可外保育施設として12年間運営。家族的運営は、それなりに評価を得ていたようだが、規模を大きくするため、公的補助を受けられるよう偽装をしたという。報道によると、園長一人で仕切っており、運営自体に無理があったように思う。

今回は定期監査に加えて、抜き打ち監査で問題が発覚したようだがも飾磨地区は比較的人口が増えているらしく、行政としても、より注意が必要であったかもしれない。国全体でも、そうだが、人口増加地域は問題を起こしやすいのも確かだろう。

ところで、昔の話に次のようなものもある。韓の宣王は、彼の馬が、たくさんの豆や穀物を与えているのに、ひどく痩せていることに疑問を持ち、臣下に尋ねると、彼は次のように答えた。「馬飼いの役人が、きちんと穀物を与えていれば、馬が肥えないということはありえません。すなわち、表向き、たくさん与えたことになっても、少ししか与えなければ、痩せないように願ってもあり得ません。殿は、実情も調べず、放置していれば、何も改善しません」と(*注)。

多分、馬飼いの役人が、穀物等を横流ししていたと推定できる。子供を預けていた親たちも、子供の体重が一向に増えないことに対して疑問を持っていた人もいるようだが、もっと早く気づくべきであったかもしれない。また行政側は、性善説で対応していたというが、「信用して信用せず」の姿勢は必要だろう。人間というものは、悪意はなくても、ちょっとしたきっかけで過ちを犯すものだから。

*注

出典 『韓非子』外儲説

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